第一〇代 山上王(在位一九七―二二七)

三国史記 巻第十六 高句麗本紀第四

第一〇代 山上王(在位一九七―二二七)

 二十一年(二一七)秋八月、後漢の平州の夏搖が千余家の人々を率いて投降して来た。王は彼らをうけいれ、柵城に定住させた。
 冬十月、〔王都に〕雷が鳴り、地震があった。星勃(ほうき星)が東北方にでた。