第三六代 恵恭王(在位七六五―七八〇)

三国史記 巻第九 新羅本紀第九

第三六代 恵恭王(在位七六五―七八〇)

 十二年(七七六)春正月、教書をだして、百官の称号をことごとく旧名称にかえさせた。
〔王は〕感恩寺に行幸し、海を望み見た。
 二月、〔王は〕国学行幸して、講義を開いた。
 三月、倉部の史八人を加え置いた。
 秋七月、使者を唐に派遣し、土産物を献上した。
 冬十月、使者を唐に派遣し、朝貢させた。