第二六代 真平王(在位五七九―六三二)

三国史記 巻第四 新羅本紀第四

第二六代 真平王(在位五七九―六三二)

 五十年(六二八)春二月、百済が蝦岑城を包囲したので、王は出兵してこれを撃破した。
 夏、ひどい旱魃であったので、市場を移し、龍を描いて、雨が降るよう祈った。
 秋から冬にかけて国民が飢え、子女を売〔るほどであ〕った。


三国史記 巻第二十七

百済本紀第五 武王

第三〇代 武王(在位六〇〇―六四一)

 二十九年(六二八)春二月、出兵して、新羅の蝦岑城を攻めたが、勝てずに帰った。