エドガー平和王

エドガー平和王(Edgar the Peaceful, 942年頃 - 975年7月8日)は、イングランド王(在位:959年 - 975年)。マーシア王(在位:957年 - 959年)、ノーザンブリア王(957年 - 959年)でもあった。イングランドエドマンド1世の子。
エドマンド1世の死後はエドガーの叔父エドレッド、兄エドウィ王が即位したが、デーン人侵入などの混乱により、952年にエドガーが即位した。「平和王」という名は、その治世が統一の完成期であり、イングランドを脅かしていたデーン人や国内の混乱などから解放された“平和”時代であったことを意味する。
エドガーの死後、息子のエドワード(即位後に暗殺)とエゼルレッドが即位する。