新唐書(巻二百二十・東夷) 日本

新唐書(巻二百二十・東夷) 日本
 隋の煬帝の時(六〇四〜六一七年)に、煬帝は使者を遣わして日本国の役人に錦綫冠を賜わり、その冠を金玉で飾り、紋様織りの布で衣服をつくり、左右の腰に長さ八寸の銀の花飾りを下げ、その飾りの数によって身分の高下が明らかになるようにさせた。