第八代 古迩王(在位二三四―二八六)

三国史記 巻第二十四 百済本紀第二

第八代 古迩王(在位二三四―二八六)

 二十八年(二六一)春正月初吉(一日)、王は、紫〔色〕の大きな袖の包(上着)、青色の錦の袴、金花の飾りのついた烏(黒色)の羅の冠、素(白色)の皮帯、烏(黒色)の偉履(なめし革のくつ)を身につけ、南堂に〔出〕坐して、政事を聞いた。