三国志 魏書 武帝紀 第一

三国志 魏書 武帝紀 第一

 十九年(二一四)春正月、〔公は〕はじめて籍田を耕した。

 三月、天子は魏公の位を諸侯王の上に置き、あらためて金璽・赤紱(璽につける赤のひも)・遠遊冠を授けた。

 秋七月、公は孫権を征討した。

冬十月、抱罕を陥落させ、宋建を斬り、涼州は平定された。

 十一月、漢の皇后伏氏が以前、父の元屯騎校尉伏完に送った手紙で、帝は董承が処刑されたことで公に怨みを抱いていると書き、はなはだ醜悪な文辞を連ねたが、それが発覚し、そのかどで后位を廃されて死に、兄弟皆、処刑された。

 十二月、公は孟津に到着した

乙未の日(十九日)、〔公は〕布告を出した、


三国史記 巻第二 新羅本紀第二

第一〇代 奈解尼師今(在位一九六―二三〇)

 十九年(二一四)春三月、大風が吹いて木が折れた。