エドレッド

エドレッド(Edred, またはEadred, Aedred, 923年頃 - 955年11月23日)は、イングランド王(在位:946年5月26日 - 955年11月23日)。「weak-in-the-feet」としても知られる。

生涯
エドレッドはエドワード長兄王と3人目の妻エドギフ(またはエドギヴァ。ケントのエアルドルマン、シゲルムの娘)の息子。兄のエドマンド1世を継いでイングランド王となる。兄たち同様、エドレッドもヴァイキングに対して軍事成功をおさめた。エドレッドは大変信仰篤い人物であったが、体がとても弱かった。晩年は辛うじてジュースを飲み、食べ物を咀嚼するくらいしかできなかった。955年11月23日、サマセットのフルーム(Frome)で亡くなり、ウィンチェスターのオールドミンスター大聖堂(Old Minster)に埋葬された。独身で死んだため、子供はおらず、甥のエドウィ(エドマンド1世の息子)が王位を継承した。