左大臣仲平

大鏡 第二巻 一 左大臣仲平

 左大臣仲平公――この大臣は基経公の次男で、御母は本院の大臣時平公と同じです。大臣の官で十三年間おいででした。世に枇杷左大臣と申します。お子さまをお持ちになりませんでした。


三国史記 巻第一一 新羅本紀第一一

第四八代 景文王(在位八六一―八七五)

 十五年(八七五)春二月、王都および国の東部で地震があった。星が東方で光り輝き、二十日たって消滅した。