第三七代 宣徳王(在位七八〇―七八五)

三国史記 巻第九 新羅本紀第九

第三七代 宣徳王(在位七八〇―七八五)

 三年(七八二)春閏正月、使者を唐に派遣し、朝貢させた。
 二月、王は漢山州に巡幸し、〔その地の〕民戸を貝江鎮に移住させた。
 秋七月、〔王は〕始林(鶏林の別名。慶州市南洞)の原でさかんに閲兵した。