第二九代 太宗武烈王(在位六五四―六六一)

三国史記 巻第五

新羅本紀第五 善徳王  真徳王  太宗王

第二九代 太宗武烈王(在位六五四―六六一)

 三月、唐は営州都督の程名振を派遣し、右衛中郎将蘇定方を助けて高句麗を攻撃させた。
〔この月、〕調子の法敏をたてて太子とした。庶子の文王を伊食にし、老且を海食(波珍食)とし、仁泰を角干とし、智鏡・凱元をそれぞれ伊食とした。