三国志 魏書 武帝紀 第一
十八年(二一三)春正月、軍を濡須口に進め、孫権の長江西岸の陣営を攻撃してうち破り、孫権の都督公孫陽を捕虜としてから、軍をひきいて帰還した。
夏四月、鄴に到着した。
五月丙申の日(二十二日)、天子は御史大夫の郗慮に節(天子の使者のしるし)を持たせ、公を魏公に任命する辞令書を渡した。
秋七月、はじめて魏の社稷(土地神と穀物神のやしろ)と宗廟を建立した。
九月、金虎台を作った。
冬十月、魏郡を東西両部に分割し、都尉を置いた。十一月、はじめて〔魏国に〕尚書・侍中・六卿を設けた。
三国史記 巻第十六 高句麗本紀第四
第一〇代 山上王(在位一九七―二二七)
十七年(二一三)春正月、郊斑を王太子とした。