第一代 始祖温乍王(在位前一八―後二八)

三国史記 巻第二十三 百済本紀第一 始祖温乍王

第一代 始祖温乍王(在位前一八―後二八)

 冬十月、王は出兵し、田猟〔に行くのだ〕と陽って、ひそかに馬韓を襲撃し、ついにその都を併せた。ただ、円山・錦硯の二城だけが固守して、降服しなかった。