任那の滅亡

日本書紀 巻第十九

  欽明天皇 天国排開広庭天皇

 二十二年、新羅は久礼叱及伐干を遣わして、調賦をたてまつった。


三国史記 巻第二十七

百済本紀第五 威徳王  恵王  法王  武王

第二七代 威徳王(在位五五四―五九八)

 八年(五六一)秋七月、出兵して新羅の辺境を侵掠した。〔新〕羅軍が出撃して、〔わが軍を〕破った。〔わが軍は〕一千余人の死者〔をだした〕。